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胎児は神さま?!

妊娠していて自分にとってよかったことは、グランディングが深まったことだと前回書きました。子宮と宇宙 - mothertree-mayaのブログ


それは、実際におなかに赤ちゃんの存在があって、物理的に重さがあることによって、おなかがどっしりするということもあると思います。


よく東洋医学とか、ヨガでは身体の中心であるおへその下あたり、丹田を鍛えることが大切といいます。


私自身、どちらかというと、ふわふわしがちなタイプなのですが、ヒーリング・セラピーという人とディープな世界を共有していく仕事の性質上、自分の軸を持つということはとても大切で、おなかを鍛えることは意識していました。


でも、それはなかなか容易ではありませんでした。


それが妊婦になっておなかが必然的にどっしり安定したことによって、「おなか」の大切さの意味がより感覚的に分かった感じがします。

 

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歌を歌っていても、いつもよりおなかがどっしりしていると、腹式呼吸の土台ができて、声域や安定感など全く別ものになっている、とボイトレの先生に言われたこともありました。(おなかから赤ちゃんがいなくなった後はどうなるかは ? とのことですが・・・涙)

 

もちろんいいことばかりではなくて、物理的に身体が重いことでの不自由さ・大変さはあります。

 

でも、それは妊婦だし自然なこと、と受入れたら、その制約が逆に内的な深まりに貢献してくれているように感じられるようになりました。

 

おかげで、瞑想とかヨガが今まで以上に深まるようになった気がします。

 

そして内なる穏やかさや静けさを以前より感じやすくなりました。

(もちろんそこに至るまでに、内的な感情の嵐が吹き荒れるときもありますが・・)

 

さて、そのような状態で自分のおなかにいる赤ちゃんを感じてみると・・

 

胎児の赤ちゃんは・・「神さま」みたいなんです。

 

おなかのなかから、赤ちゃんさまに、すべてお見通しされているような感覚といいますか・・
 

マタニティーヨガなどでご一緒する、他の妊婦さんの赤ちゃんからも同じような印象を受けます。

 

妊婦さんが今どのような状況にあるかに関わりなく、それぞれが光を宿しているような感じ。

前回、妊娠中の子宮は宇宙みたい・・という話を書きましたが、

 

胎児である赤ちゃんは、母の子宮を通して、見えないながらこの地球に身体を存在させながらも宇宙とダイレクトにつながり続けているんだと思うんです。

 

そう考えてみると・・

 

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すべての人のはじまりは光、光の存在なんですね。

 

改めておなかのなかにそれを宿してみて体験できました。


この赤ちゃんさまの光のおかげなのか、周りの人が優しくしてくれることをただ受け取れるようになりました。いつもは受け取るよりも、与えなきゃって・・という意識が強めでしたが、今はありがたく、与えていただく・・と自然になりました。

 

電車の席もゆずってもらうことにはじめは抵抗があって、「あっ・・大丈夫です・・」とかいってたのですが、いまは「ありがとうございます〜〜」という感じ。

 

妊婦は究極の優しさ受け取り期間だなあ・・と思ったりします。

 

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愛は循環するものなので、 今、まわりからの愛をしっかりと受け取ることが、これからやってくる赤ちゃんに愛をたっぷりと注ぐことにつながるのでしょうね。

 

あとは、妊娠中は、懸賞当たりやすいとか、胎児がお母さんの願いごとを叶えてくれる・・とかそういう話もよく聞きます。 

 

赤ちゃんさまのパワーは絶大ですね・・☆

 

少し大きな話になりますが、新しくやってくる魂たちは、親よりもより進化した存在であるといいます。

 

すべての魂はいい・悪い関係なく、あらゆる体験を通して成長・進化したいという方向性をもっているので、最もその魂が成長できる環境を自ら「選んで」くるといいます。

 

それはチャレンジとしてあることもあるでしょう。

 

でもそれももともと大きな意味で計画の上なのです。

 

だからその魂を引き受けた身としては、本質的には細かいことを気にせず、赤ちゃんを信頼してドンとしていたらいいんですよね。

 

でも、自分自身に余裕がないときとか、漠然とした恐れや不安が心のうちにあるときはそうもいかない。

 

小さなことが気になってイライラしたり、主人にどうでもいいことで怒ってしまったり・・

 

赤ちゃんを壊れやすい脆弱な存在に感じて、「大丈夫かな・・・ちゃんと育ってるかな・・・順調かな・・」 

 

心配の嵐がおそってきます。

 

そんなときは「あ~~~赤ちゃんに悪影響だからこういう感情を感じちゃだめなのに・・」って思ってしまいます。

 

妊婦さんは「とにかくリラックスが大切、ストレスは大敵。。」っていう集合意識は大きいですからね。

 

でも赤ちゃんさまはそんなちっぽけな私のこともお見通しなんだと思います。

 

「あ~、ママまたやってるなあ・・・」って。

 

もちろんいつも、穏やか、、というのが理想かもしれないですが、残念ながら今から、完璧なママになるなんて、無理があります。

 

なので、そういうことを気にしすぎるよりも自分のありのままの感情や状態を受入れてあげることがまずは大切なのかもしれないです。

 

感情って天気のようなもの。

 

晴れだけがよくて雨はだめって言う訳ではないですよね。

 

それと同じように本質的にはいい感情も悪い感情もなくてただただ存在しているもの、ととらえることが大切。

 

それを怒りとか悲しみとか特定の感情はだめだ~~って抑えようとすることは雨や風を封じて、晴れだけの日を続かせようとするようなもの。

 

そうすることによって問題が起こることは、明らか。

 

このようにその瞬間瞬間に「ただ存在する」感情を抑圧しないで感じることを許せていると流れのいい身体になります。

 

逆に特定の感情を抑圧することによって、滞りが生じてそれが積み重なることでいずれは病気になってしまいます。妊婦だと、そういう状態は、おなかの張りが強くなるのでより分かりやすいです。

 

ということで、ママが感情を抑圧しないと身体が縮こまらないですむから、赤ちゃんも苦しくないみたいです。

 

同時に、未熟なママの私は、赤ちゃんさまがおなかにいて見守ってもらっていることで光の方へ導かれていきやすくなっているのを感じます。

 

今までできなかった家の片付けが進んだり、本来の自分にとって役立たない関係性や役割を終わらせたり・・。人生の断捨離みたいなのが進みました。

 

それによって本当に大切なもの、主人や、家族との絆が深まったり、自分にとって大切にすべきものが明確になっていきました。

 

もともとの自分の光を曇らせるような「すす」みたいなものが光の方に昇華されて浄化されていくような、そんな感じです。

 

新しいいのちを宿してそれをこの世界に生み出すという妊娠・出産の体験はイコール母になっていく自分、そしてその家族にとってもいのちの光を再生するそのようなプロセスであるように感じています。

 

結婚7年目。

「赤ちゃんは・・?」という周りの声もちょっとは気にしつつも、

 

「まだ、まだもう少し先・・自分が親になれる気がしない・・自分の身体を調整するのに大変なのに妊娠・出産なんて無理だし恐い・・」

 

こんな心の声の言い訳で、ずっと家族計画を先延ばしばかりしていたのが実情でした。なので、今回の赤ちゃんは私たち夫婦にとって予定外のサプライズ。

 

「もう待てませんよ~!!」というように宇宙からぴこーんと、突然訪れてくれたのが今のおなかの子。

 

本当に来てくれてありがとう~~。

 

あなたが来てくれたことで、たくさんのことに気がつけたよ。

 

とはいっても、もちろんまだ、妊婦としてだけの体験だけにすぎず・・

 

周りから耳にタコができるくらい聞かされている、赤ちゃんとともにやってくるこれからの大変なことも十分覚悟してるつもりだけど・・

 

これから一人の人として赤ちゃんに出逢って子育ての体験をしていく上で

得られるものはどんなものになるのだろう・・

 

そう思うと、感謝の気持ちで時々涙が止まらなくなるMayaでした。

 

ちなみに、私の妊娠体験はパーソナルのもので、妊婦さん一人一人違った体験があると思います。母の体験は全く違うので、次回はそのことについても書きたいなあと思います。

 

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