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Mother Tree Mayaの「今・ここ」と あなたの「今・ここ」が出逢う場所

「今日は死ぬのにもってこいの日」〜何かが死んで何かが生まれる〜

予定日を10日後に控えつつ、いつ赤ちゃんが生まれるサインがやってきてもおかしくない今の時期ってとっても不思議な時間。

 

今までの人生のなかでは大きな行事や予定っていうのはきっちりと日取りや時間が決まっていてというのが普通でした。

 

でもお産ばっかりはそうはいきません。

 

以前の記事にも書きましたが、自然分娩の予定なので、「その日」は私のコントロールを超えて、生まれてくる赤ちゃんと宇宙のタイミングでやってきます。

 

(もちろん運動して陣痛を促すとかっていうのも多少はあるけどね・・)

 

この究極の自然の摂理に身を任せて「待つ」というこの状態が、今、とても新鮮です。

 

誰もが経験するように、赤ちゃんが生まれてからは生活のすべてが大きく変化することになるでしょう。

 

それは、今まで当然のようにあった自分自身の生活、またはアイデンティティーを一旦手放すということ。

 

結婚してからも、理解ある夫のおかげであまり制約なく、日本と海外を行き来して自由に生きてきた私にとっては、赤ちゃんの誕生は、今まで当然のようにあった自由を手放すということ。

 

それは、たとえ人生の一時期だとしても、自分の内面で「何かが終わる=何かが死ぬ」というようなそんな感じです。

 

一度お母さんになったらきっと一生お母さんというアイデンティティーや意識は続くでしょうしね。

 

でもこの変化のプロセスは決してネガティブなことではなくて、逆に限られたなかにある「今・ここ」その瞬間瞬間を愛おしく、深く感じさせてくれます。

 

大きくいえば、「明日、地球が終わるかもしれないから、迷うことなく今をたっぷり堪能する」みたいなそんな感じでしょうか?

 

(あとから自分で読んで、出産くらいで大げさな~って失笑するかもしれないですがね・・)

 

朝の鳥たちのさえずり・・

 

子どもたちの笑顔・・

 

海に映る朝日や夕日の美しさ・・

 

ありきたりの日常がキラキラと輝いているそんな感じです。

 

始まりと終わりがある旅にでたときの感覚も似ています。

 

この感覚は「今・ここ」で何かを生み出したいという創造的な感性を刺激してくれます。

 

形のない自分にあえてアイデンティティーを与えるならば、表現者・アーティストでありたいと思っている私にとって、これほど至福の感覚はありません。

 

話は変わりますが、ヒーリング・セラピーのお仕事をしていながら多くの人を観察していると「癒し」には様々な段階があることに気づかされました。

そのなかでそれぞれが創造性、すなわちクリエイティブなエネルギーと深くつながれている状態というのは最も根源に近い感じがします。

それによって自分という世界にひとつだけのお花を開花させて、この宇宙にその存在を表現することができます。もしくは何か行動しなくてもその人のあり方で体現しているということでも同じです。

 

いずれにしても、その人のいのちのエネルギーが循環していきます。

 

出産そのものが究極の、創造的なお仕事なので、こういう感覚になりやすいとも思います。

 

でもこのようなクリエイティブな感覚を日常の中でも感じて、それぞれのスタイルで自分自身を表現していけたら素敵ですよね。

 

そのコツは意識的に「死んでみる」ということなのかもしれません。

 

少し言葉のインパクトは強いかもしれませんが、「死ぬ」ということはもちろん象徴的な意味においてです。

 

以前の私は自分の心がうまく扱えなくて、どうしようもないときがありました。理由がはっきりとしているときも、していないときも。

 

「もう死にたいな・・」って思うくらいのときもありました。

 

でもそんなときはひとつのチャンスだったりします。

 

「じゃあ死んでみよう・・」ってイメージのなかで死んでみるのです。

 

ソファーやベットに横たわって自分自身が地中に埋まってどんどんと深いところにおりていくようなそんなイメージが私はピンときます。

 

うつのような感じで何も感じられなかったり、逆に感情の嵐に襲われて吹き飛ばされそうなこともあったり・・

 

それはケースバイケースですがそれを、粘り強くやりきってみるととなんともいえなく深い深い世界へたどり着きます。

 

そこにはスペース・広がりがあります。

 

そしてそこから何かが沸き上がってくるのを感じます。

 

それはとくとくと湧き出てくる泉のようなもの。

 

なんともいえない深い感情なのですが、それは嵐や暴風雨のような手に負えないものでも、硬直した氷のようなものではなくて、流れる水のような感じ。

 

その感情にあえて名前をつけなくてもいいと思います。

 

それは流れる水のようなものなので、一つの形にとらわれることなく変幻自在。

 

それをただただ感じて、観察していくといずれはなにかに形を変えていきます。

 

その瞬間に私の場合は言葉とかメロディーがおりてきて、曲ができたりします。

 

人によってはビジュアル的なイメージだったり、動きだったり、何かのアイディアだったりするでしょう。

 

まさにそれはギフトを宇宙から受け取ったみたいな・・・シンプルな豊かさの感覚です。

 

これを生み出すためにこの気持ちを経験したのか、それともこの気持ちを経験したからこれが生まれたのか。

 

どっちでももいいんです。生まれるものはただ生まれる。

 

先ほど書いたように何かを生み出している感覚ほどの至福はありません。

 

何かが死んで、何かが生まれるー。

 

特に大きなきっかけがなくても、毎日、眠る前にそんなことをイメージしてみてもいいかもしれません。意識のある状態から無意識へと移る眠りは、日常のなかでの小さな死ともいえるでしょう。

 

「今日一日、いろんなことがあったけど、眠りとともにすべて終わるー。」

 

「目覚めた時は朝日とともに全く新しい自分が生まれているー。」

 

冬の一番寒いこの時期はそういったことがイメージしやすいかもしれないですね。

 

春に新しく芽吹くために今、死んでみるのには格好の時期なのかもしれません。

 

「今日は死ぬのにもってこいの日」

 

ネイティブアメリカンのそんな言葉をこの記事を書きながら思いました。

 

トランプ大統領就任を控え、今まで当然のように存在していた枠組み等、なにかと変化の大きなこの世界。

 

先行きが不安な人も多いかもしれません。

 

何かわからないけど鬱々としている人も多いかもしれません。

 

こんな時代だからこそ、大きな声に流されるのではなく、小さな声に思えるその声を大切にできますように。

 

一人ひとりが創造の光を持っていることを思い出せますように。

 

それが、この世界に広がり、地球を癒していきますように。

 

阪神大震災から22年たった神戸より、

 

この大きな変化のタイミングに世界にやってくるおなかの赤ちゃんとともに

 

祈りをこめてー。

 

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妊娠トラウマ・・光と影

前回、赤ちゃんがサプライズのように宇宙から届いた・・と書きましたが、私自身、妊娠に対する恐れをすごくたくさん持っていました。

 

母に小さい頃から聞かされていたのは、どれだけ私を生むのが大変だったかということ・・

 

はじめに身ごもった赤ちゃんは流産してしまい、そのあとすぐにやってきたのが、私なのですが、またまた切迫流産(実際に流産しているわけではないけれど、流産しそうになっている状態)の診断がでたために、妊娠期間の多くを寝たきりで不安とともに、過ごさなければいけなかったとのこと。

 

流産のことを私に話す時の母から感じる、暗い影みたいなものをいつも感じていました。

 

「孫の顔はみたいけど、そこまで大変な思いをさせるくらいなら生んでも生まなくてもどっちでもいいよ・・」と言ってくるくらいでした。

 

幸いにも、私はこの世界に無事生まれることができて今の自分があるわけですが、はじめの子が生まれていたら今の自分はいないんだ・・・

 

ということを小さいときから感じていました。

 

それは、自分のいのちの神話というかミステリーのようなもの。

 

私自身、いのちを誰かにもらったようなそんな感覚がありました。

誰かのいのちの犠牲のうえに自分があるという、少し罪悪感のかけらのようなものもあったかもしれません。

 

そういう背景があったので、妊娠・出産=恐いこと・大変なこと と思い込んでいたので、なかなか自分自身が妊娠するという勇気を持つことができなかったのです。

 

でも実際にサプライズであったとはいえ、妊娠できたことによって、その恐れも表層にすぎなかったんだなと気づかされました。

 

自分というか母親のもの、もしくはそこから波及して集合意識にある妊娠・出産に関する後ろ向きなエネルギーを自分のもののように感じていただけだったのですね。

 

この世界の大原則として、現実というのは一番深い内面で考えていること・感じていることがそのまま現れてくるといいます。

 

ただ、思いや考えというのはレイヤーがあったりするので表面ではこう思っていても、深いところでは違うように感じてるってことがよくあります。

 

私の場合は妊娠・出産は恐いという思いが表面を覆っていたけど、深いところでは母になりたかったし赤ちゃんが欲しかった・・っていうのがあったのでそれが現実となったようです。

 

(逆に、表面的に頭ではこうしたいって思っていても、深いところでは違う思いがあって抵抗しているので思っていることが実現しない・・などという例もよくあることです。)

 

さて、話は変わりますが昨年、横浜にいたとき、胎内記憶の第一人者として著名な池川明先生のクリニックに妊婦検診に通っていました。

 

そこのイベントに出かけたとき、本を販売している方(後から知ったのですが、先生と一緒にご本を書かれた方でした)に突然声をかけられました。

 

「ご兄弟で亡くなった方いますか?」

 

「えっ、いませんけど・・・。。。でも、私の前に流産した赤ちゃんはいたみたいですが」

 

「あっ、その人ですね。お兄さんみたいですよ。ずっとあなたを守ってくれてますよ」

 

とても驚きましたが、納得という感じでした。

 

たしかに、今までの人生でいろんなことがあったけど、どこか自分が守られているっていう確固たる感覚があったし、実際にそうでした。

 

ヒーリングやセラピーの仕事をしているときにそれはいつも感じているし、以前は、アフリカとか中東とか、結構危なっかしいところに20代女子、一人で飛び込んでいっていたけれど、素晴らしいコミュニティーや人に恵まれる体験がほとんどでした。

 

また、今回の妊娠期間は、頭で想像していたのと180度違う、あったかい日だまりに照らされているようなそんな体験でした。

 

私の妊娠を知った母は喜び以上に、やってくる心配エネルギーが津波のようにすごかったですが、それにも関わらず、私は特につわりなどのトラブル等で大きく悩まされることもなくここまで、順調にきてマタニティーライフを楽しむことができました。

 

ちょうど安定期だった夏は例年通り、毎日のように海でも泳げたし、ヨガにも定期的に通い、たくさんのサポートを受けながら自分自身の調子も整えることができました。妊娠7ヶ月に入る前くらいには、すでに母乳も出始めてびっくりされるほどでした。

 

こんな風に穏やかで健やかに過ごすことができたのも、流産で亡くなっていたお兄さんが守ってくれたおかげだったのかなー。

 

見えないながら守ってくれる存在があるということは本当にありがたいことだし、それほど心強いことはないですね。

 

もともと見えない世界の話を一緒にするような母ではないので、どう思われるかな、と思いましたが、教えてもらった兄の存在は伝えないと・・と思って後日伝えました。

 

「そうなのね~~~。。」

 

そうすると長年、肩に背負っていた何かがおろされるかのように安堵している母がとても印象的でした。

 

流産してから30数年たっていてもずっと気になっていた何かが解放されたようでした。それ以来、母親からのエネルギーが心配ではなくて、喜び・ワクワクの嵐に変わっています(笑)。

 

実際に妊娠してみて知りましたが、すべての妊娠の15パーセント位は流産してしまいます。

 

でもその魂たちも必ず役割やなんらかの意図をもって、この世界に一瞬やってきています。

 

この世界に修学旅行に来るような感じで見学しにきて帰っていく魂もいるって、池川先生の本にも書かれていました。

 

そういう魂はまたタイミングをはかって、この世界に戻ってきたりするようです。

 

もしくは流産という形をとって、そのお母さんの胎内を浄化しにきたりすることもあるそうです。

または、流産というつらい経験をを乗り越えて精神的に成長してお母さんになる準備を助ける、っていうこともあったりするそうです。

 

いのちって本当に神秘ですね。

 

あとは子どもを生む、生まないっていうのもそれぞれの魂が選ぶ道なので、究極は、どっちでもいいんだと思います。親になるという選択をしないことで、できることや可能性も果てしなくありますしね。

 

ちなみに、私の魂が選んだこれから約半月の間に体験するであろう出産という体験はまったくの未知のものです。

 

母でない状態から、母になるというイニシエーションの時ー。

 

わくわくする気持ちと、不安両方が混在していますが、どんなことがあってもオーライなんだって。

 

この記事を書きながら思いを強められました。

 

すべては魂の経験ー。

 

守ってくれているすべての存在に感謝しながら、今のこの限られた貴重な時間・体験の一瞬一瞬大切にして過ごしたいなあ・・と思います。

 

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胎児は神さま?!

妊娠していて自分にとってよかったことは、グランディングが深まったことだと前回書きました。子宮と宇宙 - mothertree-mayaのブログ


それは、実際におなかに赤ちゃんの存在があって、物理的に重さがあることによって、おなかがどっしりするということもあると思います。


よく東洋医学とか、ヨガでは身体の中心であるおへその下あたり、丹田を鍛えることが大切といいます。


私自身、どちらかというと、ふわふわしがちなタイプなのですが、ヒーリング・セラピーという人とディープな世界を共有していく仕事の性質上、自分の軸を持つということはとても大切で、おなかを鍛えることは意識していました。


でも、それはなかなか容易ではありませんでした。


それが妊婦になっておなかが必然的にどっしり安定したことによって、「おなか」の大切さの意味がより感覚的に分かった感じがします。

 

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歌を歌っていても、いつもよりおなかがどっしりしていると、腹式呼吸の土台ができて、声域や安定感など全く別ものになっている、とボイトレの先生に言われたこともありました。(おなかから赤ちゃんがいなくなった後はどうなるかは ? とのことですが・・・涙)

 

もちろんいいことばかりではなくて、物理的に身体が重いことでの不自由さ・大変さはあります。

 

でも、それは妊婦だし自然なこと、と受入れたら、その制約が逆に内的な深まりに貢献してくれているように感じられるようになりました。

 

おかげで、瞑想とかヨガが今まで以上に深まるようになった気がします。

 

そして内なる穏やかさや静けさを以前より感じやすくなりました。

(もちろんそこに至るまでに、内的な感情の嵐が吹き荒れるときもありますが・・)

 

さて、そのような状態で自分のおなかにいる赤ちゃんを感じてみると・・

 

胎児の赤ちゃんは・・「神さま」みたいなんです。

 

おなかのなかから、赤ちゃんさまに、すべてお見通しされているような感覚といいますか・・
 

マタニティーヨガなどでご一緒する、他の妊婦さんの赤ちゃんからも同じような印象を受けます。

 

妊婦さんが今どのような状況にあるかに関わりなく、それぞれが光を宿しているような感じ。

前回、妊娠中の子宮は宇宙みたい・・という話を書きましたが、

 

胎児である赤ちゃんは、母の子宮を通して、見えないながらこの地球に身体を存在させながらも宇宙とダイレクトにつながり続けているんだと思うんです。

 

そう考えてみると・・

 

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すべての人のはじまりは光、光の存在なんですね。

 

改めておなかのなかにそれを宿してみて体験できました。


この赤ちゃんさまの光のおかげなのか、周りの人が優しくしてくれることをただ受け取れるようになりました。いつもは受け取るよりも、与えなきゃって・・という意識が強めでしたが、今はありがたく、与えていただく・・と自然になりました。

 

電車の席もゆずってもらうことにはじめは抵抗があって、「あっ・・大丈夫です・・」とかいってたのですが、いまは「ありがとうございます〜〜」という感じ。

 

妊婦は究極の優しさ受け取り期間だなあ・・と思ったりします。

 

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愛は循環するものなので、 今、まわりからの愛をしっかりと受け取ることが、これからやってくる赤ちゃんに愛をたっぷりと注ぐことにつながるのでしょうね。

 

あとは、妊娠中は、懸賞当たりやすいとか、胎児がお母さんの願いごとを叶えてくれる・・とかそういう話もよく聞きます。 

 

赤ちゃんさまのパワーは絶大ですね・・☆

 

少し大きな話になりますが、新しくやってくる魂たちは、親よりもより進化した存在であるといいます。

 

すべての魂はいい・悪い関係なく、あらゆる体験を通して成長・進化したいという方向性をもっているので、最もその魂が成長できる環境を自ら「選んで」くるといいます。

 

それはチャレンジとしてあることもあるでしょう。

 

でもそれももともと大きな意味で計画の上なのです。

 

だからその魂を引き受けた身としては、本質的には細かいことを気にせず、赤ちゃんを信頼してドンとしていたらいいんですよね。

 

でも、自分自身に余裕がないときとか、漠然とした恐れや不安が心のうちにあるときはそうもいかない。

 

小さなことが気になってイライラしたり、主人にどうでもいいことで怒ってしまったり・・

 

赤ちゃんを壊れやすい脆弱な存在に感じて、「大丈夫かな・・・ちゃんと育ってるかな・・・順調かな・・」 

 

心配の嵐がおそってきます。

 

そんなときは「あ~~~赤ちゃんに悪影響だからこういう感情を感じちゃだめなのに・・」って思ってしまいます。

 

妊婦さんは「とにかくリラックスが大切、ストレスは大敵。。」っていう集合意識は大きいですからね。

 

でも赤ちゃんさまはそんなちっぽけな私のこともお見通しなんだと思います。

 

「あ~、ママまたやってるなあ・・・」って。

 

もちろんいつも、穏やか、、というのが理想かもしれないですが、残念ながら今から、完璧なママになるなんて、無理があります。

 

なので、そういうことを気にしすぎるよりも自分のありのままの感情や状態を受入れてあげることがまずは大切なのかもしれないです。

 

感情って天気のようなもの。

 

晴れだけがよくて雨はだめって言う訳ではないですよね。

 

それと同じように本質的にはいい感情も悪い感情もなくてただただ存在しているもの、ととらえることが大切。

 

それを怒りとか悲しみとか特定の感情はだめだ~~って抑えようとすることは雨や風を封じて、晴れだけの日を続かせようとするようなもの。

 

そうすることによって問題が起こることは、明らか。

 

このようにその瞬間瞬間に「ただ存在する」感情を抑圧しないで感じることを許せていると流れのいい身体になります。

 

逆に特定の感情を抑圧することによって、滞りが生じてそれが積み重なることでいずれは病気になってしまいます。妊婦だと、そういう状態は、おなかの張りが強くなるのでより分かりやすいです。

 

ということで、ママが感情を抑圧しないと身体が縮こまらないですむから、赤ちゃんも苦しくないみたいです。

 

同時に、未熟なママの私は、赤ちゃんさまがおなかにいて見守ってもらっていることで光の方へ導かれていきやすくなっているのを感じます。

 

今までできなかった家の片付けが進んだり、本来の自分にとって役立たない関係性や役割を終わらせたり・・。人生の断捨離みたいなのが進みました。

 

それによって本当に大切なもの、主人や、家族との絆が深まったり、自分にとって大切にすべきものが明確になっていきました。

 

もともとの自分の光を曇らせるような「すす」みたいなものが光の方に昇華されて浄化されていくような、そんな感じです。

 

新しいいのちを宿してそれをこの世界に生み出すという妊娠・出産の体験はイコール母になっていく自分、そしてその家族にとってもいのちの光を再生するそのようなプロセスであるように感じています。

 

結婚7年目。

「赤ちゃんは・・?」という周りの声もちょっとは気にしつつも、

 

「まだ、まだもう少し先・・自分が親になれる気がしない・・自分の身体を調整するのに大変なのに妊娠・出産なんて無理だし恐い・・」

 

こんな心の声の言い訳で、ずっと家族計画を先延ばしばかりしていたのが実情でした。なので、今回の赤ちゃんは私たち夫婦にとって予定外のサプライズ。

 

「もう待てませんよ~!!」というように宇宙からぴこーんと、突然訪れてくれたのが今のおなかの子。

 

本当に来てくれてありがとう~~。

 

あなたが来てくれたことで、たくさんのことに気がつけたよ。

 

とはいっても、もちろんまだ、妊婦としてだけの体験だけにすぎず・・

 

周りから耳にタコができるくらい聞かされている、赤ちゃんとともにやってくるこれからの大変なことも十分覚悟してるつもりだけど・・

 

これから一人の人として赤ちゃんに出逢って子育ての体験をしていく上で

得られるものはどんなものになるのだろう・・

 

そう思うと、感謝の気持ちで時々涙が止まらなくなるMayaでした。

 

ちなみに、私の妊娠体験はパーソナルのもので、妊婦さん一人一人違った体験があると思います。母の体験は全く違うので、次回はそのことについても書きたいなあと思います。

 

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子宮と宇宙

 

 新年あけましておめでとうございます。

 

少し時間がたってしまいましたが、みなさまどのようなお正月を過ごされたでしょうか?

 

こちらは実家の母や祖母にとって生まれてくる子が初孫・初ひ孫にあたるので会うたび、赤ちゃん誕生までのカウントダウンフェスティバルモード・・☆

かなりテンション高めな日々でした。

 

ベビー用品の準備等々、自分が親になる準備を具体的にしていて、今まで当たり前のように受け取ってきたものの大きさも身にしみます。

 

また、妊婦になって親や親戚・自分のふるさと、地域とのつながりが自然とつよくなっているのを感じます。

以前は、そういったものが煩わしかったり、反抗していた時期もありました。


それが外側の世界を冒険する大きな原動力のようになって部分もあったかもしれません。そのときは自由はたくさんあったけど、どこかで物足りなさみたいな、根無し草みたいな気持ちがあったのも事実です。

一方でこうやってルーツとのつながりを自然と感じられることは、今まで課題だった、地に足をつけて生きるグランディングを深めることができて、結果として深い安心感を与えてくれています。

そのことによって、外の世界を動き回っているときには、なかなか落ち着いて形にできなかったことが、自分の内面や周りの環境を整えることにフォーカスできるので、現実に見える形で様々なことを実現できます。私自身、今回の妊娠ではじめてその醍醐味みたいなものを体験できた気がします。

 

(もちろん、赤ちゃん生まれても、工夫してまた動きたくなったらまた動く気満々ですがね・・!!)

 

さて、マタニティー生活を振り返ってみると、赤ちゃんの成長と同時進行でママになる自分自身の内面の変化・デトックスも大きくて、いろんなステージをくぐり抜けた感があります。

 

でも全体的にみて、とても穏やかで、至福の光に包まれたような時間でした。

 

赤ちゃんがおなかの中で種から一人の人間へと育っていく神秘ー。

 

それは、いのちのはじまりの振動をもつ精子と卵子が、奇跡的に出逢い、受精卵となり、全くの無であった子宮のかべにたどり着き、根付いていくところからはじまります。

 

そしてそれが時とともに、徐々に人間としての形を表しだすー。

 

それはまるで男と女の交わりのセックスのエネルギーから生じたビックバンのようなものに思います。

 

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無から有を生み出す「なにか」の力の作用によって、宇宙空間のなかで「なにか」が形をなしていき、ひとつの惑星をつくっていくかのような・・。

 

妊娠している状態はまさに自分の内側に宇宙を宿し、そのなかでいのちを育んでいく感覚でした。

 

それは当然のことながら、自分が設計図に従って、材料を集めてきて、計画のもと、自力で一生懸命何かを作っていくというような物理的な創作の作業とは全くことなるものです。

 

むしろ、そういったもののとらわれを手放して、いのちの流れを信頼して、ゆったり委ねることで、スムーズに自然とひとりの人間の形をしたいのちがつくられていく・・

という不思議な感覚でした。

 

(その逆に、不安をベースに、自分でなにかをコントロールしようとすると、途端に身体のバランスが崩れる感じがありました。)

 

言うまでもなく。男も女もすべての人間は一人の女性を母として選び、その宇宙とつながった子宮を通過して生まれてきます。

 

改めて考えてみると、宇宙と人間のつながりというのは本質的にはこのように自然と作られるようになっているのかもしれないですね。

 

そう、みんな、この大いなるつながりのなかから、生まれてくる。

 

違いはそのことに気がついているか、いないかということに過ぎないのでしょうね。

実際に、満月や新月によって満ち引きする海に胎内の羊水が連動して、赤ちゃんを外側に送り出す陣痛がはじまり、お産がおこりやすくなるということもあるといいます。女性の毎月の月経も同じ仕組みで、日常の営みの中で自然とそういったことを感じやすくなっていると思います。

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特に、女性が妊娠するということはその仕組みを、理屈を超えてより本能的に思い出すように設定されているのかもしれないな、と思ったりもします。

 

さて、私のなかの宇宙は、現在妊娠37週を過ぎて、この愛しいいのちが熟れて、いつ生まれても大丈夫な時期に入っています。(予定日は40週ですが妊娠37週から41週の間に生まれてくるのを正期産というそうです。)

 

いつどのタイミングで次のビックバンが起こってこの子がそこからおりてきて、産道の闇をくぐり抜けて、この世界の光を浴びるのか・・

 

すべては赤ちゃんと宇宙のタイミング。

 

そういった大いなる流れに導かれて、私自身がこの人生初の出産というイニシエーションを体験させてもらえるというのはとっても光栄であると同時に、なんだかミステリアスな感じです。

 

実際、予定日通りに生まれてくる子も全体の5パーセント程みたいですしね。

 

いろんなことを計画通りに進めたり、思い通りにコントロールしたいっていう自分のエゴを超えた大きなものの摂理に従うというリアルな体験をさせてもらえるのがこの出産・子育てということになるのかな、と思います。

 

なにからなにまですべて初めての体験をさせてもらえる妊娠出産の体験は不安もあるけれど、基本的に未知の世界の冒険好きの私にとってはとても新鮮でワクワクの連続です。

 

色々書いたけど・・

 

おなかに貫禄できてきて重たくて少し動くのが大変になってはきているけど・・

(靴下やブーツの脱ぎ着がやばい!)

 

おなかのなかでピコピコ動くピコ太郎ちゃんの(最近はごろごろ・ぐりぐりちゃんかな~?)

この愛しい感覚をゆるゆるもう少し味わっていたいような・・

 

でも早くどんなお顔しているのか見てみたいし、ぷよぷよのお肌に触れてみたい・・

 

あ~でもその前の体験したことない陣痛の痛みってどんなんやろかあ・・・

 

そんな揺れる気持ちのママになりかけのMayaです。

 

温かく見守って頂けたら幸いです。

 

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新しい流れ・・

「平和」をキーワードに世界中を遊牧民のようにあっちこっち旅して学びを続けながら、心地良くいられる場所を探していたMayaが淡路島を臨むふるさと、東経135度の神戸・垂水でヒーリングサロンをはじめて7年ー。

 

ご縁のあるたくさんのクライアントさんたちにお会いし、その深い世界に触れさせてもらいました。

 

私は一人一人の内面の世界には果てしない宇宙があるように感じています。

幸いにもその旅に光栄にも同行させてもらってきたことで共鳴する自分自身の内面も深く掘り下げていく機会を持つことができました。


それによって、なによりも私自身の世界が大きく広がってきたのを感じています。

 

ヒーリングの世界に出逢うまでは物理的な外側の世界、水平なカラフルな世界を探求していました。

一方で、内側の世界を深めていくということは、自分の奥の奥に入っていって地球の根っこから宇宙につながる垂直な軸ができるような感覚。

 

そこから広がるのは限界のない無限の空間です。

 

その感覚から見ていくと、それぞれの人が抱えているのは個別の問題のようにみえて、一番深いところまで掘り下げていくと同じ地下の水脈にたどりつくかのよう。

 

すべては根源でつながっていることに気がつかされます。

 

だからそれぞれの人の癒しが、放射線状のように家族・友人・その人を取り巻く人たちから波及して人類・宇宙全体の癒しになっていくのです。

 

これが私にとってヒーリングの仕事をする大きな魅力だし、モチベーションになっています。

 

誤解されがちなのですが、癒しの旅とはどこかにゴールがあったり、そこを目指すものではありません。

 

それは、脈々と続くいのちの流れに乗って、ただシンプルに生きていくことができるようになることです。

 

複雑に思えていたことが、シンプルになっていく、絡まった糸がほどけていくような、そんな感じでしょうか。

 

身体や心の状態や、人間関係や仕事、あらゆることが軽やかな感じになっていきます。

 

それはピュアな子どもにもどっていくようなそんな感覚に近いかもしれません。

 

同時に、余計なものが邪魔しなくなるのでいのちの力が強くなっていくのを感じます。

 

そして何かを生み出したくなります。内側にクリエイティブなエネルギーが湧いてきます。

 

そのエネルギーはそれぞれの生活・仕事・趣味・アート、あらゆる分野に循環していき、豊かさが満ちていきます。

 

私は今まで、ヒーリング・セラピーのお仕事から発展して、ライフワークとして音楽を通してその世界や自分の内面を表現するということがそのエネルギーの主な循環先でした。

 

そして、さらに自分を掘り下げたその先で出逢ったもの・・・

 

それは、赤ちゃんという宇宙からのギフトでした。

 

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臨月に入り、この愛しい存在がもう間もなくこの世界にやってきます。

 

赤ちゃんは自分の力でこの世界にやってくるといいます。

なので母である私はそれをただ見守り応援することが本質的な仕事のようです。

 

同時に、この出産というイニシエーションが私自身にとっての今までの人生最大の創造の仕事になるのかもしれません。

 

この大仕事を前に、大きな変容・創造のエネルギーとともに、ブログをリニューアルすることにしました。

 

大きなエネルギーシフトの時期なので、全くの無計画、この先どうなっていくか全く未知数ですが(笑)


その瞬間のリアルを発信できたらと思っています。

 

私自身の「いま・ここ」とみなさまの「いま・ここ」が出逢い、素敵な化学反応が生まれる場になればいいなという願いをこめて。

 

それではみなさまよいお年をお迎えください。

      

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